ある日突然の・・・そして・・・
梶川塗装倉庫番犬クロ。御年14歳。
夜は事務所の番犬として日々暮らしていました。



3月31日朝、出社してみると、事務所は吐物と汚物の海。
その中にクロが倒れており。
眼球はグルグルと回り、苦しさのあまり身の置き所がなく、
起き上がってはバタリバタリと倒れ、その繰り返し。
与えた水分は即、嘔吐。



病気知らずだったため、かかりつけもなく、
とりあえず、一番近くの動物病院へ。
毛布を担架のようにして二人係りで車へ運び込み。



内臓機能は全く問題なく、脳の病変。
おそらく停留睾丸。
腹腔内に停留しているほうの睾丸が、がん化。
脳へ転移している可能性が高いとの診断。
詳しい検査は年齢から考えても
全身への影響が大きくお勧めしないと説明を受けました。



その日は症状を抑える注射を打ち、帰宅。
完全に下半身麻痺の状況で、早々にオムツを買いにペットショップへ。
老犬の福祉用品の充実ぶりには驚くばかり。人間並み。
今後視野に入れるべき商品のカタログを持ち帰り。
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乳母車のような散歩用のバギーまであるのには驚き。



帰宅し、汚物と吐物まみれの下半身を洗ってから
オムツをあててみました。
(携帯の写真でスミマセン)
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翌日(4月1日)も注射のため病院へ。
前日と比べ、眼振がおさまり、犬自身も少し表情が和らぎ。



その翌日(4月2日)には、食べ物を求め、事務所内をヨタヨタ歩行しはじめ



その翌日(4月3日)には、簡単な補助道具で散歩に復帰するまでに
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そして、昨日7日からは、全くの補助なしで20分程の散歩が出来るまでに復活。



本日、4月8日。
斜頸と、全体的に傾きは残っていますが歩行はスムーズです。
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痩せてしまい、かつてのオオカミ顔はキツネ顔へと変貌
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今回のことを通じて感じたこと。
「 欲って大事だな 」
クロが歩行への意欲を見せたのも、
ひとえに 「食べたい!」という思い故。
食べ物に、食欲に、感謝!



人間でいえば90歳を過ぎている年齢。
再び症状が出る恐れはありますが、
出来るだけ苦痛なく、のんびりと、過ごしていけたら・・・。




そう思っています。




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by kaji-kawa | 2014-04-08 17:19 | 梶川塗装
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