王子動物園サポーターズデイ パンダ編
寒さも少し和らぎ、春への期待が高まる今日この頃。

王子動物園サポーターズデイに参加してきました。
(梶川塗装は王子動物園の企業サポーターなのです。)

夫と子どもが参加予定でしたが、予定が入り
私と子どもで参加してきました。
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杉村園長さんから挨拶があり、
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赤穂獣医さんからこの一年の動物たちの動き
(亡くなったり、他園との貸出や借入、転出、転入、出生等)についてお話がありました。
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亡くなった動物たちの死因を見てみると、
胃潰瘍、癌性腹膜炎、肺水腫、肺炎、熱中症・・・。人間と同じ。

新しい命の誕生は、良く知られた動物ではコアラです。
生まれてしばらくは、有袋類のため、
お母さんの袋の中で過ごすのですが、
ぼちぼち、赤ちゃんの手や足が外に出始める頃なので、
運が良ければ観察が出来るのでは!?だそうです。


そして、いよいよ園内ガイドツアーへ。
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私たちはD班。パンダ舎からです。


で、今日はパンダについてお話しします。
案内されたのは、バックヤード、
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パンダの餌!!!
毎日、北区の淡河から取り寄せられているのだそうです。

竹、と一言で言いますがパンダの餌になるのは
孟宗竹(モウソウチク)
主に葉っぱを食べます
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トーチク
主に茎を食べます
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今の時期は食欲が旺盛な時期。
この時期は園内の竹でも食べてくれるのだそう。


そうでない時期はというと・・・。
パンダは視力が弱く、
食べるか食べないかを決める大きな要素になるのは
「匂い」

竹の葉っぱには虫が付いていることが多く、
虫の糞の匂いが少しでもするとNGなのです。

この時期の飼育員さんの一日の作業の大半は
竹の葉っぱをキレイに洗うこと。


余談ですが中国語でパンダは何と書くか
ご存知ですか?


正解は、熊猫


パンダは本来クマ科の動物。
クマ=肉食(雑食)ですよね。

なのにパンダは草食。


そう、本来パンダは肉食であったはずなのです。
弱肉強食による住み分け、つまり生き残るために草食動物になったのです。
これについては諸説あるようですが・・・。


肉食の体なのに、草食。


なので、栄養の吸収はあまり良くないとのこと。
パンダの糞
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まんま、竹の葉っぱ。
匂いもそのまんま。全然臭くないんです。


パンダに会いに行きます。
飼育員さん「ソウソウ~、ソウソウ!」

ん、旦旦では?

中国では 爽爽=ソウソウ と呼ばれていたそうで、
パンダの混乱を避けるためにも、飼育員さんは
中国と同じ呼び方、ソウソウと名前をよんでいた!
(ソウソウだったように記憶してますが・・・違ってたらスミマセン。サンサンだったか!?)


やってきた!
特別に大好物のリンゴをあげることになり、
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人参も。大喜びのパンダ、ソウソウ君なのでした。
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昨年、麻酔覚醒中の誤嚥で興興が亡くなりました。
だから、今は旦旦1頭だけ。


園長さんも、飼育員さんもおっしゃっていましたが、
中国の研究機関も「神戸は熱心に育ててくれている」と関係は良好で、
近いうちに神戸にもパンダが
やってくるかもしれない

とのことでした。
近いうち、といっても何年かはかかるようですが。



次回はクマ舎、クマについてお話しましょう。
60周年記念事業?
もうすぐ竣工予定で工事中のクマ舎も特別に見せて頂きました。



それでは、今日はここまで。




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by kaji-kawa | 2011-02-20 22:19 | 神戸
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