携帯が鳴った。
携帯は鳴るものなのだが・・・・。
発信者は工事・お客様担当の梶川。
「 明日使うから、
サチコ探しといて!サチコな!」
「はぁ?サチコ????」と、
尋ねる間もなく切られる電話。
電話を耳元から10センチ離して会話したくなるような大声に
用件だけでブチリ・・・は、いつものこと。
はて、サチコって?。
普段の梶川の行動パターンから思い当たる
「 サチコ 」のカテゴリーを探ってみることに。
1番に思い当たるのは工具。
2番目に思い当たるのも工具。
考えを巡らせてみたが、思い当たるのは工具ばかり。
・・・・・・・・・あ!週末の少年野球の道具かも!?
しかし、どう考えても工具にも野球道具にも
「 サチコ 」という名称のものは無い。
・・・・・・・・困った
困り果てた挙句、
「ま、放っとこ」
という結論に落ち着いた。
しかし、それがまかり通るはずも無い。
帰社するなり開口一番
「サチコ探してくれた?」
「そもそも サチコ って何?」と尋ねると、
舌打ちまじりに、梶川は言った。
「心肺蘇生で使うヤツに
決まっとるやろ」
怒り半分、呆れ半分、速攻ツッ込んだ。
「それ、
RESACO
(レサコ)!」そうです。
サチコ ならぬ RESACO は、心肺蘇生に使うものです。
心肺蘇生の必要な人へ、人工呼吸する際、
マウス トゥ マウス で、傷病者の口に直接触れるのは勇気の要る行為。
RESACOは一方を傷病者の口へ挿しいれ、人工呼吸を行うためのもの。
消防団員は必ず持っている RESACO.
梶川は(一応)消防団員
翌日の心肺蘇生講習に持参する必要があった模様。
私の名前は RESACO です。
こんなにカワイイ入れ物に入っています。
程なくRESACOは見つかり、
一件落着
めでたしめでたし。
兵庫 神戸の外壁・屋根塗装は梶川塗装におまかせください
外壁塗装 神戸外壁リフォーム 神戸70年余の歴史のなかで、いろいろなお客様とご縁をいただき、
皆様にそだててもらったような気持ちでいます。
少しでも喜んでもらいたい、役に立ちたいと日々思いながら仕事をしています。