71年の歳月を経て
昨日のオバマ大統領の広島訪問。
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48分という滞在時間はあまりに短すぎたけれど、
アメリカ大統領という立場、今の世界情勢、日米両国民の心情、
さまざまな制限のあるなか、世界の注目が集まる中で、
精一杯の 「 心 」 を示された。



昨日の出来事はまず、
今は亡き、ふたりの 「 おじいちゃん 」 へ報告。
被爆者ではないけれど、戦争を経験した二人の祖父。
生きていれば、どんな反応をしただろう?



母方の祖父は去る4月2日、三回忌を迎えた。
しばらくして、母から
「 興味があれば読んでください 」 という添え書きとともに
祖父が戦後書いた手記が送られてきた。
死後見つかったものなのか?母には尋ねていない。
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絵画や神社仏閣、仏像、能や漢字、歴史
そういう事を尋ねたら最後
私が 「 もう沢山 」 と言おうが、 話に飽きて欠伸をしていようが、
分かったフリをして適当に相槌を打っていようが
容赦なかった祖父。
「子供だから分からない、仕方ない」という事が一切なかった。
良くも悪くもいつも全力、きちんと向き合ってくれた祖父。



ところが、
小学生の頃、どれだけ
「学校の宿題だから・・・」と頼んでも
戦争についてだけは、頑として話してくれなかったのだ。



戦後71年目、ようやく祖父の思いに触れることができる。
思わず読み急いでしまいそうになる・・・
と同時に戦後何十年も秘め続けた祖父の胸の裡を思うと、
1文字たりとも読み飛ばしてはならないような厳かな気持ちも湧いてくる。
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読みはじめて間もなく、理由のひとつが分かった。
あまりにも特殊すぎるのだ。
007もビックリ・・・な奇想天外。
戦争へ行った方にさえ信じて貰えなかったのも頷ける。
映画ではない現実。どれだけ生命を擦り減らしただろう。



祖父は、私が学校で彼の戦争体験を発表したところで、
誰にも信じてもらえず、
悲しい思いをするのではないかと思い、黙っていたのかもしれない。



数十年の歳月を経て受け取った祖父からの手記。
読み進むと同時に、祖父にまつわる様々な記憶の断片が繋がり始めている。
読み終えたら、私なりの思いや返事を携えて、掌を合わせたい。





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by kaji-kawa | 2016-05-28 17:35 | 梶川塗装
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