暦のうえではとっくに春なのですが、
ようやく春をあちこちで感じるようになりました。
子どもが幼稚園のころ、よく園の図書室で
「ふゆめ がっしょうだん」(福音館書店)という本を借りてきていました。
”ふゆめ” とは ”冬芽”のことです。
最初は、 不思議なものが沢山載っている変な本 と思って借りてきたようでした。
一緒に本を見ながら、話をしているうちに理解できたようで、
「木もボクたちと同じで、春が待ち遠しいんや」と言ったのを憶えています。
この本は、子どもだけでなく、私もお気に入りでした。
ぎゅっと硬く小さい木の芽に秘められた物凄いパワー。
春がきたら、どんどん葉をひろげ、花を咲かせてやるぞと言わんばかりのたくましさ。
じわじわとパワーが充填され、そのうち爆発するかのような緊張感。
文字はあまり無かったと思います。
けれど、無言の圧力というか、文字が無かったからこそ
心に響いたのではないかと思うのです。
この本に出会ってから、真冬でも”芽さがし”をするようになりました。
事務所のすぐ近くには兵庫中学校があります。
ここの桜は素晴らしいです。
3本しかありませんが、毎年楽しませてもらっています。
親の欲目ならぬ、近所の欲目かもしれませんが
他所の桜と比べると、色が濃いように思います。
その桜の木の芽が膨らんできました。
自宅の庭にも春がやってきたようです。
バラの芽も成長しはじめました。
右端の芽が全く出ていないバラは、コガネムシの幼虫に根を食べられていました。
土を入れ替えて療養中です。
まだまだ冬なのは彼だけでしょうか・・・
それとも、春眠暁を覚えず・・・で春を先取りしているのでしょうか?謎です
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