ラナンキュラスまっさかり
花びらの中に埋もれてみたいとも 花びらが何枚あるのか、数えてみたいとも思う。 2月25日(日)生憎の雨 この日の午前中大阪市内は マラソン開催のため大規模な交通規制。 お昼過ぎ、待ちに待ったイベントが 20人でのガイドツアー まいまいツアーは面白く、ユニーク。 色んな「知りたい」を叶えてくれる。 毎月のコース案内が送られてくるたび悩ましい。 参加したいものだらけ。 淀屋橋北改札で集合ののち、 そのまま 淀屋橋 武田五一の設計。 「(個人的な主観やけど)武田五一は玉が好きっぽい」 と、円満字さん。 次に向かったのは 日高 肸 設計の 数十年前、銀行大合併ラッシュだった頃、 多くの伝統的な銀行建築が取り壊しの憂き目に。 安井武雄設計 大阪倶楽部 見れば見るほど豪華 発注者の威信も 施工側のプライドもビシビシ伝わる 昔の人々の心意気、 ひとつの建物にそそぐ熱量の凄さ 今後も残っていてほしい。 昔消防署だった アンティカ・オステリア・ ダル・ポンピエーレ 無駄を削ぎ落した現代建築。 無駄を削ぎ落した結果 気付かぬうちに大切なものまで削ぎ落とし、 切り捨ててしまった気がしてならない。 コストパフォーマンスとか、 そんな事柄と対極にある、これら建築の数々。 日本生命ビル前を通過 創業当時の想いを今も大切に守っているみたい。 好感が持てるし素敵だなと思う。 建てられたとのこと。 ひとつひとつがインカ帝国 細部に至るまで漏れなくインカ帝国。 その徹底ぶり、こだわりに感嘆の声しきり。 こちらも設計は安井武雄。 炎の色や、ゆらぎに癒される ガス燈 切り拓きながら進む帆船 終点は 清水 猛商店 昔のものだと既に部品が無かったりで しかもこれだけのデザイン。 費用も大変なものと思う。 それでも修理をして 大切に大切に後世に引き継いでおられる。 時代を経て、代替わりとともに、 建造当初の熱い思いは薄れてしまいそうなのに。 代々のご当主が大切に手を入れる姿を 後に続く人たちが、しっかり見ていたんだろうな。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 今回のツアーで巡った、どの建物からも 設計者の熱い思いや 施工する側の意地とプライドがヒシヒシと伝わってきた。 設計側 VS 施工側 お互い「やってやろうやないか」という心意気。 どんなふうに工事が進み、どのように施工したのか もっと深く知ってみたい。 あとひとつは、 デザインがもたらす暮らしの潤い よくよく見ると細部に至るまでデザインが施されていた。 それを見つけた時の嬉しいこと! ひょんなところに噴水?口があったり(三井住友銀行) 温もりやユーモアに満ち満ちていたのでは? 生活を謳歌する、楽しみを見出すという点では 今よりも数段豊かだったのではと羨ましく思う。 そんな時代のちょっとした痕跡に出会いたくて また建築めぐりをするはず。 兵庫 神戸の外壁・屋根塗装は梶川塗装におまかせください
外壁塗装 神戸 外壁リフォーム 神戸 70年余の歴史のなかで、いろいろなお客様とご縁をいただき、 皆様にそだててもらったような気持ちでいます。少しでも喜んでもらいたい、 役に立ちたいと日々思いながら仕事をしています。 #
by kaji-kawa
| 2024-03-02 18:55
| 梶川塗装
スイセンの花と香りが嬉しい季節
年明けから始まった現場 そんななか、 新たに始めた試みは TIKTOKがしたい・・という訳ではないけれど その先を見据えて、先へ繋げるステップのひとつとして まずはやってみることに 1日1つ、投稿するようにしている。 これがなかなか・・・・・ 自身の年齢を痛感せずにはいられません。 難しいですね。 1分程度の時間枠で 「何を伝えたいか」 「どのように伝えるか」 「どう伝わって欲しいか」 まずは自分自身の想いの整理から始めないと 到底まとまりません。 毎日が 崖っぷち。 大好きな読書タイムも少なめ。 ついつい、読みやすい、 気負わず読めるものばかり選びがち とはいえ、楽しんでます ユル~い人生相談 「なるほどなー」 年齢を経てくると、新しいことに尻込みしがち。 難しいけど、ひとまず前へ進んでみよう! 笑われつつも、まずはやってみよう!! 年明けの梶川塗装の毎日は、こんな風に過ぎています。 崖っぷちながら、妙に充実しています。 兵庫 神戸の外壁・屋根塗装は梶川塗装におまかせください 外壁塗装 神戸 外壁リフォーム 神戸 70年余の歴史のなかで、いろいろなお客様とご縁をいただき、 皆様にそだててもらったような気持ちでいます。少しでも喜んでもらいたい、 役に立ちたいと日々思いながら仕事をしています。 #
by kaji-kawa
| 2024-01-31 15:04
| 梶川塗装
今年も押し迫ってまいりました。
そしてまた、ご無沙汰してしまいました。 今年は阪神タイガースの1年でした。 5月の投稿で、甲子園での様子を書きましたが あれから、5月1回、6月1回、9月1回甲子園へ行きました。 いつにも増して大声援で、応援歌が波のように聞こえました。 ほとんど 「会社とスーパーと家」の生活をしている私には、いつもより楽しい1年でした。 #
by kaji-kawa
| 2023-12-21 14:36
| 梶川塗装
いくつかの建物を巡って、ふと気づいたのは
階段の柱や手すりに蕨?のような 植物のモチーフが多く使われていること。 こちらは船場ビルディングでの写真
柱は蕨の先端部分? 船場ビルディングをお暇して そのまま西へ歩を進める。 中之島図書館ガイドツアーが15時。 少し時間が空いてしまったので、 あてもなく周辺をそぞろ歩き それでも何か素敵な建物に行きあたるのが この辺りの凄いところ。 お昼を食べてない事にはたと気付き 川沿いの階段でパンを齧ってから 本日の〆、中之島図書館へ向かった。 本当なら日曜日は休館日。 やっとこさ来ることが叶い、既に胸いっぱい 教えて貰わなければ見ることもなかった 上棟式の棟札(これは表面) 裏面に回ってみると、辰野金吾の名前が。 野口孫市の設計と伝えられているけれど、 辰野金吾も監修者の立場で関わったことが窺える。 堂島を代表する中之島公会堂、日本銀行、中之島図書館 これら3つの建物全てに辰野金吾が 関わっていたことになる。 辰野金吾さん、恐るべし。 その他にも開館当時の図書館利用料のこと、 当時は手荷物を預けて書物を閲覧していた事などなど ガイドツアーは内容盛りだくさん。大満足。 胸いっぱい、身体もいっぱいいっぱい、 いい加減疲れてきたので帰途に就く。 いまひとつ魅力を感じず、本日もお伺い予定なし。 ちょっとだけ外観を見てみようと建物周辺をウロウロ。 「良かったら中も見てってよ、中庭もエエ感じやで」 消火用の給水口だったのかな? こういう発見もまた嬉し。 守衛さんに声をかけてもらって良かった。 来年もまた、じっくり…とはいかないけれど、 色んな建物を巡りたい。 建物めぐりのガイドツアーにすっかり魅了されてしまい、 何かないかと検索。 ダメもとのキャンセル待ちで申し込んだら見事当選! 随分先だけど、今から心待ちにしている。 兵庫 神戸の外壁・屋根塗装は梶川塗装におまかせください 外壁塗装 神戸 外壁リフォーム 神戸 70年余の歴史のなかで、いろいろなお客様とご縁をいただき、 皆様にそだててもらったような気持ちでいます。少しでも喜んでもらいたい、 役に立ちたいと日々思いながら仕事をしています。 #
by kaji-kawa
| 2023-12-11 15:39
| 梶川塗装
10月29日日曜日。
朝9時半、北浜 大阪の魅力ある建築を一斉に公開。 もう何年も前からずっと行きたかったイベント。 念願かなって今年ようやく。 御堂筋線の車内から既に大盛況の予感。 手に手に、この本を持った方の多いこと・・・ 案の定1件目に訪ねる予定をしていた北浜レトロ 遠目から見ても尋常ではない長蛇の列 早々に諦め「もう無理、次!」 ひとまずガイドツアーの申し込みを済ませ 次に向かったのは まさに圧巻!のひとこと。 その威容に、ただただ圧倒されるばかり こんなすごい建物が たった一人の寄付で建てられたなんて。 建物の前ではイベントが開催され、 多くの方が思い思いの休日を楽しんでいた。 これだけの建物にもかかわらず、 ごく自然に人々の暮らしに溶け込んでいる。 周囲は立派な建物だらけ。 「ひとつの建物をゆっくりじっくり見たい」 そう思っていたが、実際フタを開けてみると どの建物も多くの方が順番待ちの列に並ばれていた。 ある程度の時間で切り上げないと、 待っている方に迷惑がかかることになる。 必然的に一つの建物の観覧時間は短め。 その分、多くの建物を巡る結果になった。 さらに南下して、 本日一番の長蛇の列は 船場ビルディング(1925年・村上徹一) 本を片手に道を歩いていると 「その本は何?」 「へ?いけふぇす?それって何なん?」 何人かに声を掛けられた。 年々参加する建物が増えているそう。 どの建物も見れば見るほどに見どころ満載。 ふと目を遣ると、あちらこちら、ちょっとしたところに 設計者の工夫や管理される方の想いが見て取れる。 それが一度だけでなく二度三度、 伺うたび、新たな発見がある。 それが嬉しくてならない。 兵庫 神戸の外壁・屋根塗装は梶川塗装におまかせください 外壁塗装 神戸 外壁リフォーム 神戸 70年余の歴史のなかで、いろいろなお客様とご縁をいただき、 皆様にそだててもらったような気持ちでいます。少しでも喜んでもらいたい、 役に立ちたいと日々思いながら仕事をしています。 #
by kaji-kawa
| 2023-12-01 18:50
| 梶川塗装
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